✨B 型インフルエンザに感染して肺炎(二次感染)に‼マスクは命を守るエチケットです

健康になるための知恵
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入院中に院内感染⁉救急車で搬送された母

2年前、脳出血で倒れた母が真冬の1月の終わりに退院する事ができました。ところが、退院した翌朝に様子を見に行くと元気がないのです。

私『おはよう!どうした、気分が悪いの?』

母『悪くないよ〜眠いだけ』

私『じゃ、ご飯食べよっか』

母『う…ん』

と言ったまま、動きません。

 ご飯を食べないのは母に限ってはない事(食いしん坊なので)ですが、退院したばかりで疲れたかな?と思いそっと部屋を出ました。

2時間後また見に行くと、まるでお地蔵さんのようにぐったりして呼んでも反応がとても鈍くなり、口から泡を吹いてました‼
『大変だっ!!!(=o=;)もしかして、また脳出血が起きてしまったのかっ』と真っ青です。

病院より家は全開で暖房を入れても寒く、温度差が悪かったのかと焦りました。
が、私の力では病院に連れて行く事は無理と悟りすぐさま《119🚑》に救急要請。

それなのに、呼んでも呼んでもコールセンターに繋がりません。 
4回目でやっと繫がりました。全くもって生きた心地がしませんでした。。
(この日、救急要請がとても多く繫がりにくくなってたと救急隊の方に教えていただきました)

救急隊が到着すると、バイタルチェック(心拍や呼吸、酸素濃度や血圧など)をすぐ見て下さり、見守っていたところ…。結果、熱が39.2 酸素濃度がギリギリの90(普通の人なら98くらいはあるそう)
 要するに突然の高熱で、意識がなくなってしまったのでした💦
 
危険な状態になってしまったので、酸素マスクをしてすぐさま搬送の準備に取り掛かってもらい、私は必要な物だけかき集め、一緒に救急車に乗り込みました。その間、頭の中は、真っ白!!( *゚A゚)
『一体どーゆー事なの?(泣)昨日は笑顔で退院してきて、今日は意識不明って…』と混乱がぐるぐる駆け巡りまたしてもパニックです。

検査の結果【B型インフルエンザ に感染】というものでした。
病院のお話によると、症状はA型の方が重くB型は熱もそれほど酷くならない人が多いそう。

しかし体力もなく、免疫力の下がった高齢者にはインフルエンザは命に直接関わる病気なんですね。点滴をしてもらい、一時間ほどすると意識が戻りました。

私『ここドコだか分かる?』
 
母『病…院?』

私『うん、そうだよ。しかも昨日退院したばかりの〇〇病院にまた来たよ(笑)』

先生も苦笑いです。
本当はこのまま入院させたかったのですが、インフルエンザの院内感染が今出ているとの事で、自宅で診るか遠くの病院になるとのお話だった為、自宅に連れて帰りました。

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インフルエンザに感染するとこうなる

自分も看病しながら感染してしまった

その結果、お薬がよく効いて今かなり回復して来ましたが、母のする咳から今度は父と私が感染してしまい大変な事態に。。(~_~;)

比較的軽いと言われるB型インフルエンザ…揃いもそろって全員39度超えです。
本当に危なかったです。
38.5度までは苦しいながらも動けますが、39度超えますと、さすがに以下の様な状態になります。

① もう動けない、看病も出来ない。隙間風が入ってるのでは?と感じるほどの凄まじい悪寒。

② 水が苦く感じるので、甘い(はずの)ジュースを飲んだら味をほとんど感じなく、やはり苦い。高熱で味覚に異常がでるんです。ご飯食べても美味しくないのが悲しいところ(˘・з・˘)


③足がもつれ、家具にぶつかる(笑)


④しまいには、手が痙攣っぽく震えだす。


⑤関節と言う関節がバキバキに痛くなる。


⑥激しい頭痛と吐き気。

これは、体がウィルスと戦う為に血管が広がるそうで(免疫の作用)それで頭の神経が圧迫されズキンズキン痛むのですって。 
頭は痛いけど免疫細胞クンは頑張ってくれているんですね。。

関節が痛くなるのも、同じ原理のようです。
ウィルスが痛くさせてるのではなくて、自分の免疫システムが働く時の副作用なので、仕方ないのですね。

あまり痛い時は、インフルエンザの時の鎮痛剤『カロナール』を病院で処方してもらいます。

インフルエンザの時には使ってはいけない鎮痛剤があるので、(インフルエンザ脳炎などの合併症の恐れがあります)必ずお医者さんと相談しましょう。

⑦あまりの高熱と関節痛と頭痛で横になっても眠る事が出来ない。

⑧激しい咳き込みで喉が痛くなり、胸や腹筋が筋肉痛になる。

2、3日続くとなんだか咳き込みで腹筋が割れた(ような気がした笑) そのくらい『咳』は体力を消耗させます咳き込みの力で肋骨を折る人もいるんです(+_+)

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マスクは命を守るエチケット‼

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おそらく、母が退院直前に院内感染して家で一気に発症したのでしょう。院内感染が今深刻だと仰ってました。私も毎日のお見舞の時は、マスクは必須でした。ただ母は個室だったので病室ではマスクを外してたのです。。

また、手の消毒(病院には各お部屋ごと、アチコチにアルコール消毒があります)して気をつけていましたが、やはり飛沫感染が一番強いかな?と思います。

飛沫感染とは咳クシャミなどで飛ばされたウィルスに感染する事です。ですから、マスクをする事は他人の命を守る上でも絶対守らないといけないエチケットなんですね❢( •̀ㅁ•́;)

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インフルエンザの予防の基本

基本的にインフルエンザの予防はA型もB 型も同じです。
①帰宅したらすぐ手洗いとうがい。

②外出時は必ず〘マスク〙をする。


③ドアノブやテレビなどのリモコンや皆が触る場所はアルコール由来のウェットティッシュでこまめに拭く。


④部屋を暖かく加湿して、乾燥に気をつける。
ウィルスは気温20℃以上湿度が50〜60%で殆ど死滅します。この条件にして4時間ほどすると効果が出てくるそうです。


⑤脱水を起こしやすくなるので、飲み物を枕元に置いて、チビチビ飲む。


⑥ビタミンCをしっかり摂取する。

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⑦睡眠時間をしっかり取る。

⑧フローリングは掃除機より、クイックルワイパーのような水拭きが良い
(ウィルスは床に落ちてますから、掃除機だとよけいに巻き上げてしまいます。もちろん高品質の掃除機なら大丈夫かも)

⑨口や鼻以外に、目の粘膜からも感染するそうなのでやたら手で目を擦らない。


⑩緑黄色野菜を日頃から美味しく頂く♡

βカロチンやビタミンが豊富だから。もちろんタンパク質などバランス良く食べましょう❣ 

インフルエンザに罹ってしまったら、早めに受診して、暖かくして安静にする事が大切ですね。 

ただ、あまり早く受診するとウィルスが少なく検査しても❝陰性❞になる事があるそうです。 かと言って、高熱が出てからですと病院に行く事すら出来なくなりますから、タイミングが難しいです。

ちなみに、検査方法は『鼻の中に長細い綿棒を入れてかなり奥の粘液を取る』です。
チョット痛いです(;^ω^)でも、その場で判明しますよ。

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父がインフルエンザから肺炎に‼

インフルエンザのお薬『タミフル』を飲んでから順調に回復してきました。ただ、体の中でくすぶってる感がありまして、微熱が続いていました。 

こんな時に限ってお葬式が入り、父は雪のなか知人をお見送り。まだ治りきってないのに。。
  
帰ってきた父の顔色がビックリするほど悪く、すぐ体温を測ってもらうと39.2℃!  
胸が潰れそうな咳き込みも止まりません。
  
私『病院行こうよ! Σ(゚Д゚) 』

父『もう一つ仕事があるんだ、それが終わったら行くよ。』


そう言ってたのに、仕事が夜までかかり結局翌日の朝一番で病院に駆け込む事態になってしまいました。。 最後の一つになったタミフルと解熱剤で一晩をしのぎました。

無茶ですね(+_+)仕事人の父はこう言う時ほんとうに困ります。。

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 病院ですぐ[合併症による肺炎]と診断され、点滴投薬の治療が開始されましたが、さすがに『無理し過ぎ(-_-;)です』と注意され、数時間後トボトボ帰ってきました。
 
点滴がすこぶる良く効いて自力で帰ってきましたが、そのまま布団に倒れ込んだ父。
まだ38.5度あります。
父、母の部屋から、苦しそうな咳き込みがひっきりなしに聞こえてました。

さながら小さな病院のナースのごとく、家の中をバタバタ行ったり来たりを私は繰り返し看病 (。ŏ﹏ŏ)
その後なんとか回復しましたが、肺炎の跡というのは病気が治ってもレントゲンをとると少し【影】が残るそうです。

このインフルエンザからの二次感染による肺炎は以外と多く、インフルエンザで命を落とす大きな原因になっています。

特徴は、インフルエンザの症状が少し良くなった頃になる事が多く、インフルエンザで痛めた喉や気管に❨肺炎球菌やインフルエンザ菌❩が感染することから始まります。
※インフルエンザ菌とインフルエンザウィルスは違うものです。

インフルエンザの時に上がった高熱が3.4日続いたり、咳き込みが酷く一度下がった熱がまた高熱になった場合などは肺炎の二次感染が疑われるので受診された方が良いかもしれません痰の色も透明から黄色〜薄い緑色となってきます。細菌に感染してきますと、このような痰になりますから気をつけて下さいね。

以前大流行した[スペイン風邪]もインフルエンザから肺炎になる人が続出し、全世界でなんと4000万人が亡くなりました。インフルエンザは感染力がとても強いのであっと言う間に広がってしまいます。

   インフルエンザに負けない‼

今は良いお薬がありますから、父のように無理せず、体を温め養生すれば早く治ると思うのです。 
自分を守る事は、家族や会社の同僚、知人の方達を守ることと=イコールだと今回強く感じ、二度とこのような事態にならぬよう肝に命じました(・ัω・ั)

※50歳以上の方

※10歳以下のお子様(インフルエンザ脳炎の恐れ)


※糖尿病の方


※腎臓病の方

※心臓病と慢性的に呼吸器疾患のある方


※免疫不全の方

この様な方は、特にインフルエンザにかからないようお気をつけ下さいませ。
 
呼吸器と肺を大切にして、予防を意識して生活することが大切だと実感しました。

      呼吸器を大切に♡


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