✨キラーパルス(;゚Д゚))の恐怖 阪神淡路大震災の【震度7】を体験して感じた防災準備と家具固定の重要性‼

防災・地震のお話し
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阪神淡路大震災の揺れを体験したお話し

昔お仕事の関係で、ある大手企業の特別な敷地に設置した【地震実験棟】に入らせていただいた事があります。
普通の大きな揺れを体感する装置ではなく、地震の波形を正確に読み取ってほぼ同じ揺れを再現できる地震装置でした。そこに何十人もいっぺんに乗って装置を動かします。

 この装置は一度動かすのに費用が大変かかる(当時100万円ほど)ので、実験を始める日には建設関係の社員さんや研究開発の人が大勢集まります。 大きな敷地内のしっかりした建物の中で実験をしますが、その揺れは近隣の住宅にも若干伝わってしまうほどパワーがあるものだったのです。

その時に体験した地震は、1995年に発生した【阪神淡路大震災】を再現したものでした‼

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【阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)】とは
・平成7年(1995年)1月17日(火)5時46分  
・マグニチュード7.3 (強い揺れが10〜15秒程)
・最大震度7(激震) 南北 818.0gal(加速度)
・犠牲者は6400人を超える
・建物被害60万件以上
・気温は3.4℃、湿度は54%
・内陸直下型& 横ずれ断層型 

特に神戸市の被害が甚大で、建物の倒壊や火災が多発し、阪神高速道路3号神戸線の倒壊は世界中に衝撃を与えました。。
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話は戻りまして
実験装置には建物はなく、5m×5m(もっと広かったかも?)位の揺れ動く装置に手すりがぐるっと一周ついています。
もちろんヘルメットも着用して、足も踏ん張ります。『実験を開始します❢』のアナウンスがあったので、手すりにもしっかり掴まり『大きな揺れがくるぞっ』と構えて臨んだにも関わらず、途中であごのベルトが外れ、ヘルメットが飛んでいってしまいました(>_<)‼

体験して分かったのは、この阪神淡路大震災の揺れは初期微動が短くて、すぐに信じられないくらいの激しい揺れが襲ってきてた事でした。しっかり掴まっていたはずなのに、装置の中で体が飛ばされてしまったのです!! その強烈で複雑な揺れの衝撃の凄まじさは、形容しようがないほどで一瞬パニックになってしまうほどでした!!Σ(・□・;)

手記で読んだお話ですが、地震発生時間が就寝中の早朝だった為、ベッドに寝ていて慌てて立ち上がろうとしたとたん、上下に激しく揺れたために天井に頭を打ちつけてケガをされた方がいたそうです。 
なんと表現したら良いのでしょう? 海洋性の地震とタイプが違うようで、内陸直下型の地震はとっても激しく複雑に揺れるのです💦本当に恐怖です。。

そして最初に『あれ?揺れてる?』と揺れを感じてから大きな揺れまでの時間がとても短く、逃げるどころじゃないのです。
たまに防災イベントで『地震体験車(車に簡単に部屋の一室を再現したもの)』がやっていますよね。 あの車で震度7まで体験できます。  私もこの車に乗ったことがありますが、自然の活断層が生み出す震災クラスの揺れはあの体験車とはかなり違うように思います。
全く同じ波形と強さを再現できる施設ならではの体験でした。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。コワカッタ

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ダメージを与え破壊する【キラーパルス】と【長周期地震動】とは?

 地震が起きると【地震動】という様々な周期を持つ揺れが発生します。
建物には固有の揺れやすい周期(固有周期)があって、この建物の固有振動数と地震波の周期が 一致すると共振反応が起きて、建物が大きく揺れたり、破壊されたりします。

地震動における「周期=パルス」とは、揺れが1往復するのにかかる時間を指します。
【東日本大震災=3.11】や危惧されている【南海トラフ巨大地震】 のような規模の大きい地震が発生すると、ゆっくり大きく揺れる周期の長い揺れ (長周期地震動)が生じ、低い戸建ての建物のよりも高層ビルなどにダメージが出やすいと言われております。

地震動にはざっくり分けると三種類あって
短周期地震動   0.5から1パルス
やや短周期地震動 1から2パルス
長周期地震動    2から5パルス
に分けられます。

この中で大きな揺れと被害が出るのは、②のやや短周期地震動【別名キラーパルス】と③の【長周期地震動】と呼ばれるものになります。

今回実験棟で体験した【阪神淡路大震災】は大半がこのキラーパルスによる揺れで占めています。
それによって多くの耐震性の低いの家々が一瞬のうちに(もちろんビルの倒壊もありましたが)全半壊しました。そして高層の建物よりも低層の建物に共振反応が強く出たために、多くの犠牲者を出してしまったのです。。

また、2016年4月14日と16日に立て続けに震度7を記録した熊本地震でも、このキラーパルスが確認されています。熊本地震は特に二回目のマグニチュード7.3の地震が、驚くことに阪神淡路大震災と同じ規模でした。
この大地震によるダメージで熊本城をはじめ、多くの家屋の倒壊が発生してしまったのです。


その中で二回目の地震においては、熊本県阿蘇郡にある西原村では、3秒というとても長い長周期地震動が発生したと言われています。しかも、普通の徐々に揺れが大きくなる長周期地震動と異なり、突然大きな長周期の衝撃が生じたそうです。二回も起きた熊本地震では、キラーパルス(やや短周期地震動)長周期地震動の両方が発生したのですね。

キラーパルスが比較的低い木造建築にダメージを与えるのに対し、【長周期地震動】高層ビルなどの固有周期の長い建物と 共振しやすく共振すると高層ビルは大きくしかも、長時間にわたり揺れ続けます。
その結果、室内の家具が転倒・移動したり、エレベーターが故障し停止することがあります。 
マグニチュード9という超巨大地震であった3.11はこの長周期地震動で東京の都心のビルが長時間にわたって大きく揺れ続けました。

通常、 高層ビルは短い周期の揺れに対しては柔らかに動き、揺れを逃がすようできています。しかし、一般的に高いビルほど 長い周期の揺れがあるとビルの固有周期と共振してしまい、大きく・長く揺れるようになるので、注意が必要なのです。 

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家具の固定は命を守る必須条件

ずっしり重い家具一式は、大きな災害時凶器に変わります。
身を守るために家具やガラス製品などの対策を日頃からとっておきましょう。

最近のテレビは軽い薄型になっていますが、軽いがゆえに飛ばされてくることもあるので、しっかり固定をしましょう。購入した時に専用の固定金具がセットされてると思います!

突っ張り棒タイプ



タンスや食器棚などの大きな家具の固定をする方法は
💮『突っ張り棒タイプ』=家具に傷を付けずに天井と家具の間に設置することが出来ます。

💮『L字型金具』L字型の金具で固定します。強固に固定できますが、家具と壁や柱にネジの傷ができるのが少し欠点です。しかし、スッキリ目立たず、ネジを使ってしっかり家の壁(柱など強度のある場所に取り付けた方が安全)と接続するので安心感があります。

L字型金具での固定


 

💮『ガムロックタイプ』=ネジを使わず強粘着剤の作用で固定し、地震の家具への衝撃を四分の一に軽減します。家具に傷を付けずに固定する優れものです。家具にも壁や柱にも傷をつけたくない方に最適です。

💮 観音開きになっている食器棚にはストッパーを扉に取り付けると中の食器やグラスの飛散防止になります。食器棚や冷蔵庫、本棚の固定は、大きな揺れの被害減少に役立ちます。ケガの原因になりやすいガラス製品の対策に、これがあれば安心ですね♡

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いざという時役に立つ防災グッズ一覧

 
震災クラスの大きな災害が起きると(台風や水害火災を含む)停電や水道ガスの停止など、予期しない事態に陥ることがあります。平素から災害時を想定して、生き延びるための準備が必要ですね(*‘∀‘)

①現金

公衆電話とお店でのつり銭切れを想定して、1000円札、100円玉、10円玉などの小銭を準備しておきます

②ラジオ・携帯(充電器)
ラジオは災害発生時の情報収集に役立ちます。電池持ちがよく、長時間使えます。
停電に備えて携帯は予備のバッテリーで充電出来るように用意すると◎

③身分証明書
運転免許証など身分証明書があると、緊急時に金融機関が限度額はありますが、現金引き出しに応じてくれます。

④家族の詳細を記したもの
名前・生年月日・血液型などを記入しておきます。はぐれた時の確認用として使えます。

⑤貴重品
通帳、印鑑、保険証なども持ち出しやすいようにしておくと良いです。

皆の安全を確保しよう♡



⑥懐中電灯&電池、蠟燭&ライター
夜中の災害時に灯りをとるのに必要。手回しで充電出来るタイプは便利です。
蠟燭(ろうそく)で灯りをとる場合は火災に十分に注意してください。

⑦紙とマジック・救助用ホイッスル
伝言を残したい時に書くものがないと不便です。大きく目立つ赤や黒のマジックが◎

⑧防寒グッズ
カイロ・新聞紙(防寒や簡易トイレを作ることも出来る)・エマージェンシーシート(薄手の防寒防水シートのこと)・タオル(ヒモや包帯の代わりになり応急処置としても使えます)

⑨非常食と飲み物
水(持ち運び用は500ml)備蓄は一人一日2リットルで計算して保管する。
非常食は長期間保管できるものでも良いが、日頃好きな食べ物をストックしておいて賞味期限の迫ったものから消費し、補充するという方法もあります。
簡単に口にできる『飴玉』『カロリーメイト・乾パン・ビスケット』『好きな缶詰め』『火を使わず食べれるご飯』など。

⑩生活用品
ヘルメット・靴・ゴミ袋・厚手の手袋・十徳ナイフ・ウェットティッシュ・サランラップ(お皿に巻いて使用。お水がない時に衛生的に食器を使える)・折りたたみバケツ(給水を受け取ることができる容器)・赤ちゃんのオムツや介護グッズ・非常トイレなど。



ただし、非常時に必要な物はたくさんあっても、本当に身に危険が迫っている場合はまず『身軽になって逃げる‼』事が一番大切です。揺れが収まって一時家から離れて非難するときは、必ず電気のブレーカーを落として通電火災にならないように気を付けましょう‼

日本は地震大国の上、東日本大震災が起きた頃からより大きな地震が起きやすくなっています。これからの生き方は『防災』を当たり前のように意識していく事が大切です。
自分の命と大切な命を守っていきましょう♡


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