蜘蛛(クモ)のスピリチュアル的な意味は?
ある朝、ベットで目覚めて『う~ん♪』と伸びをして起き上がったときの事です。
天井からなにやら*フワ~*と舞い降りてきたんです。 なんと、寝起きの私の顔の前に一匹の小さな蜘蛛さんが(信じられないくらい目の前に)舞い降りてご対面。。ビックリ仰天💦『うっわーー!(゜ロ゜ノ)ノ』と思わずのけぞりました(笑)
でも、蜘蛛さんってとってもスピリチュアルな生き物なんです。
『天界とこの世を結ぶ使者』と言われていて、昔から神秘的な生き物として扱われてきました。
見た目が怖い人もいるかと思いますが、害虫を食べてくれたりする『益虫』として扱われているんですね。
蜘蛛のスピリチュアル的な意味合いは様々ありますが、【巣を張って獲物を捕らえる】事から【ジッと辛抱して待つように】という意味合いがあります。
実は、近所で気になる土地が見つかって家族で『あの土地どうかな⁉』と話し合って考えている時、私の部屋の窓の外に大きな蜘蛛が巣を張り始めたんです。もう20年近くこの家に住んでますが、初めて間近で巣を張る様子を見て『いや、待てよ。これはもう少し待った方が良いかも(゚Д゚;)』と思いました。
そう気を取り直した数日後・・・強い風が吹いて、あの蜘蛛の巣も蜘蛛さんもキレイにいなくなってしまったのです。
そして、もう一つ印象的な出来事がありました。
私の伯父が天寿を全うした時、亡くなる当日の朝キッチンの小窓(外側)に大きな蜘蛛が現れたのです。
大きい蜘蛛なんて滅多にお目にかかりませんから驚いて見つめていると、田舎から電話がかかってきて『先ほど安らかに亡くなりました』と連絡が。。
その蜘蛛は『伯父さんは天に昇るよ👼』と知らせるかのようにゆっくりと上に登って消えていきました。
全く怖い印象はなく、天気も良く爽やかな日だったので『あぁ(*´Д`*)虫の知らせって言うけど本当にあるんだな・・・』としんみり実感しました。
ちなみに、冒頭の〖朝、天井から小さいクモが舞い降りてきた〗というお話をしましたが、これもやはりお知らせだったようです。
その日の夕方、従兄弟(いとこ)から連絡が入り『お父さん(天寿を全うした伯父さん)の為に今日ね、新しい仏壇を入れたよ』と写真を転送してくれたのです。
それは立派なお仏壇で数百万もするものでした。亡くなった伯父さんが、生前欲しがってたお仏壇とのこと。。きっと嬉しくてお知らせに来たのかもしれませんね。。
💮お仏壇お話はこちら☟
・・・でもやはり遭遇するとビックリしますよね。蜘蛛は対面する時間によって意味合いが違って、
・朝クモは神様の使い幸運の知らせで♡金運が良くなる、嬉しいことがある✨😊
・夜のクモは泥棒が入るとか悪い知らせ
などと言われています。
また、芥川龍之介の作品『蜘蛛の糸』にも登場します。
蜘蛛は天上ではお釈迦様のお使いの生き物なんです♡
芥川龍之介〖蜘蛛の糸〗のお話し
〖蜘蛛の糸あらすじ〗
***ある朝、蓮のお庭を散歩されていたお釈迦様は、澄み切った池の水の下(地獄)で苦しむ人々を見つめていらっしゃいました。
見ると、一人の男が血の池地獄の底で苦しんでいました。生前、大泥棒や大悪事をはたらいた【カンダタ】という大悪人です。
しかしお釈迦さまは、生前この男が一つだけ良いことをしたことを見つけたのです。それは『クモを助けたこと』でした。。
それで、お釈迦様は天上で生活してる一匹のクモをお使いに出し、お釈迦様のいらっしゃる天上から遥か彼方の地獄の底にいる『カンダタ』にむけて長~い銀色の糸を垂らして助けを出してくださいました。
毎日毎日、血の池地獄の底で苦しんでいた『カンダタ』は、天から舞い降りたその銀色のクモの糸を見つけると、
『やったー!!この糸をたぐって昇っていけば極楽に行けるぞっ‼』と気がつき、必死にクモの糸にしがみついて登り始めます。
・・・ですが、なんせ生前に悪事を数えきれないほど重ねたカンダタ。
地獄と極楽は想像するよりはるかに離れていて、登れども登れどもなかなか極楽の地までたどり着けません。ふと、どのくらい自分が登って来たのかを確認しようと下を振り向くと。。
なんと‼自分の下に何百いや何千とも数えきれないほどの地獄の亡者・罪人が、自分に使わされたこのか細い一本の糸にぎっしりと捕まって登ってくるではありませんか!
これを見たカンダタは『おいっお前らっ! これは俺のクモの糸だφ(-`Д´-*) いったい誰に聞いて登ってきた‼ こんなにたくさんの人が掴まったら切れてしまうじゃないか!降りろ降りろ!!!』と大声で叫びました。
その途端、今まで何ともなかった蜘蛛の糸がカンダタのぶら下がっている所からプツりと音を立てて切れてしまったのです。
そして、カンダタは罪人のいる地獄へとまた堕ちていってしまいました・・・。
それを見ていた極楽のお釈迦様は、この様子を悲しそうに眺められ、また蓮の花が咲くお庭を歩きだしました。**おわり**
というお話です。
仏教では、助ける時には〖縁〗が必要と言われています。カンダタにとって生前唯一の善行は〖蜘蛛を助けた〗こと。
この唯一の〖善の縁〗によってお釈迦さまはカンダタを救おうとしたのですが、カンダタは【自分さえよければ他人が苦しんでいても関係ない】という無慈悲な心根によってそのチャンスを自ら断ってしまったのです。
もう助ける縁がなくなってしまった為、お釈迦さまでもどうすることも出来ない様子が、最後蓮の花咲く庭をぶらりと歩く姿となって表現されています。
教科書にも登場する有名な物語ですが、大人が読んでも『意味が深いなぁ』と思います。【カンダタ】は私たちの中にある『自分さえ良ければ・・・』という無慈悲な心を表現しているとも言われています。
人間らしい心を大切にしていきたいですね💕ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
こんな風にクモはとってもスピリチュアルな生き物なんです。
虫を簡単に捕まえて逃がす方法
・・・でもやっぱり虫苦手な人って多いですよね!
私も手でさわるのは無理です。
そんなときは透明なコップが役立ちます!
コップはプラスチックの使い捨てで構いません。 これを使ってパカッとクモさんの上から被せてしまいましょう。
クモさんはビックリしてコップの中や縁に捕まりますから、ぱっと蓋をして窓から外に簡単に逃がすことができます。
透明なので、ちゃんと入ったかも確認できます。
ティッシュペーパーだとピョ~ン♪と逃げてしまいがちですし、触るのが怖いでしょ?(笑)
コップなら触らないで、クモさんも傷つけないで逃がせます。
小さな虫にも、命が宿っています。
そして時にはメッセンジャーとして何かを伝えに来てくれます。
ちょっとだけそんな気持ちを向けてみると意外な世界が広がって見えてくるかも知れませんよ(*”ω”*)
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