雛(ひな)祭りの由来ってなぁに?
「桃の節句」は、中国から伝わった3月の最初の『巳の日(上巳じょうし)』の行事からきています。
これは、五節句の一つであり、中国ではこの日に水辺で身を清める習慣がありました。
後に、平安時代に日本に伝わり、紙や藁で作った人形(ひとがた)に自分の厄災を移してお祓いをしたり、「ひいな遊び」という人形遊びから、海や川に人形を流してお祓いをする「流し雛🎎」へと変化していきました。
+:。∩(・ω・)∩゚.+:。 厄を祓い身を清める儀式だったのです。 。
同じく5月5日も五節句であり、こちらは男の子の節句であるのに対し、3月3日は女の子の健やかな成長を祈る節句となり、「桃の節句」「雛祭り」と呼ばれるようになりました。
今のように医学も発達していない昔は、多くの子供が病に倒れ命を落としていました。
子どもの成長と無病息災を願い『人形』に子供の病気や災難などを移して川に流し清めたのが「流し雛(ながしびな)」で現在の『ひな祭りのルーツ』となったとされています。
《👰お雛様の豪華な着物は『宮中の結婚式』がモデルになっている💕》
子供の健やかな成長を祈り、災いや厄を流す『流し雛』から、家々に飾るようになったお雛様は年代と共に豪華になりました。
現在の風習では、宮中の方々のような素敵な結婚を『可愛い娘にも授かりますように』との願いからで、良縁に恵まれる事を祈って飾ります💕👰
そんな素敵な雛人形ですが、雛祭りまで一、二週間飾って三月三日が終わったらなるべく早く片付けましょう(´ω`*)
もともと厄落としのお役目あるお人形には、どうしても『マイナス(陰)のエネルギー』が付きやすく、いつまでも飾っていると、健康や恋愛・結婚運が下がるからです。。
『ありがとう』と感謝しながら綺麗にしまうと良いですね.+:。 ヾ(◎´∀`◎)ノ 。:+.アリガトウ💕
桃の花のパワーで邪気を祓う🍑
桃は2500年ほど前に中国で栽培され、弥生時代以前日本に伝わりました。
可愛いく、美しい桃の花は『厄払いや魔除け』のパワーと『長寿や幸福をもたらす力』を秘めています。
この、ひな祭りに飾る桃は「ハナモモ」の花が使われ、実桃の花ではなく観賞用に改良されたハナモモが使われています。
八重桜に似た実桃の花に比べ少し大きい花で、桃色、白、赤などがあります。
生命力が強く不思議なパワーを持つ桃の花は、人々を厄災から守った伝説も多く残り、それゆえ桃をひな祭りに飾る習慣が続いているのです.+:。 ヾ(◎´∀`◎)ノ 。:+.綺麗♡
実は、桃の花は天空の金星🌟のエネルギーに近く、愛や結婚、豊かさといった華やかな力を持つと言われ、見ていると色も鮮やかで心が軽く明るくなりますよ💕💕💕
そして、風水では
《春の花は女性の運気を上げる》と言います✨🌸🌹👧🌺🌼✨
お花がもつ気がその空間に満たされ、活性化を促すからです.+:。 ヾ(◎´∀`◎)ノ 。:+. ✨
置く場所はどこに置いても吉ですが、特に《玄関や家の中心~中心から伸ばした端》の3ヵ所に置くと家の中に福運が流れやすくなるそうです*。・+(人*´∀`)+・。*✨
《東南の部屋に飾るのも大吉》です💕
『風の気』を持つ桃の香りの香水をつけてもGOOD!春風にのり新しい恋がやって来ると良いですね💕
🍑桃は結婚運を上げる天人の食べ物
女性にとって縁起の良い果物を『三柑の実』といいます。
これは『ザクロ・桃・柑橘』の事。
これらは《恋愛運や子宝運、人生の運気》を全体的にアップする神秘のパワーを秘めているのですが『桃』はこの中にちゃんと入っています🍑
《桃》は昔から《仙果》と呼ばれて天人が召し上がる食べ物と言われてきました。
植物の種類では『🌹バラ科のサクラ属』で何とも優雅です。
魔除けの力や、女性を幸福にする高貴なパワーが秘められている果物なのです🍑
このように桃は特別なパワーを持っているので『🍑桃風水』というものがあります
桃は夏の果物ですので、お雛様の時期には食べられませんが、例えば桃のジュースを飲んだり、桃の香りのする香水とかお香、桃のスイーツ、桃の形をした置物小物をを置いたり持ち歩くと《結婚運♡恋愛運♡子宝運》がグングン良くなります 可愛いし見てるだけでもテンションが上がりますね🍑🍑🍑
幸福を呼ぶ『雛祭り』のご馳走の意味とは⁉
🌸白酒(桃花酒)
平安時代には桃花酒(とうかしゅ)といって清酒にたくさんの桃の花を杯に浮かべて飲んでいました。
邪気を祓う桃のお酒には、百歳(ももとせ)を願いが込められていたのです。
江戸時代からは、みりんに蒸した米や麹を混ぜて1カ月ほど熟成させた「白酒」が庶民にが親しまれるようになりました。
今は、お子さまでも飲めるノンアルコールの甘酒がありますから安心ですね☕
🌸雛あられ
『関西風』は餅を砕いて揚げたあられをいい
『関東風』は米粒をあぶったもので、倹約の心を表しています。
ひな祭りの代表的な和菓子で、ピンク、緑、黄、白の4色は四季を表していると言われています。
甘く、でんぷん質が多い『雛あられ』には健康に育つようにとの願いがギュッと込められているのです。
🌸菱餅(ひしもち)
ピンク・白・緑の3色の餅を菱形に切って重ねたものが菱餅。菱形は(心臓)を表していると言われ、災いを防ぐ意味合いがあります。
色にも意味があって、ピンクは「魔除け」と「桃」を意味しクチナシで色をつけます。
ひしの実が入った白は『清浄・雪』
緑の菱餅には蓬(ヨモギ)が入っていて『大地・健康や長寿」を意味しています。
『雪がとけ、大地から芽吹き、桃の花が咲く』という説もあります。
🌸はまぐりのお吸い物
はまぐりは、何千何万と集めても、対の貝殻しか合わない事から『相性の良い相手と結ばれて仲睦まじく過ごせますように』という意味合いがあります。
一生一人の人と添い遂げるようにという願いが込められた縁起物なんですね💕
🌸ちらし寿司
祝いの席にふさわしく見た目の華やかさと縁起の良い具が沢山入る『ちらし寿司』は、今では雛祭りの定番メニューとなりました。
具の中身は、《長寿祈願の海老》《見通しが良くなるレンコン》《健康でまめに働けるように願う豆》《願い事が叶うとされるサザエ》《元気・壮健を願う椎茸(しいたけ)》《色鮮やかな玉子、人参、絹さや、三つ葉》など、縁起の良い山の幸、海の幸を彩り良くちらして頂きます*。・+(人*´∀`)+・。*オイシソウ~♪
華やかな『雛祭り』には遥か昔から、たくさんの願いと祈りが込められています💕
素敵なご縁に恵まれるよう、健康に過ごせるようにお祝いしたいですね👸✨
コメント