七月の節入り
7月7日の0時14分から7月の運気に入ります。
二十四節気で言う〘小暑〙
その名の通り、暑さのピークを迎える⦅大暑⦆前の季節です。夏本番の暑さを迎える目安で蝉が鳴き始める頃ですね♬ 実際にはまだ梅雨の真っ只中なので、お日様が恋しい時期でもあります。
一方、紫陽花(あじさい)が各地で見ごろを迎え、しっとりした美しい世界が広がります♡
私も鎌倉などに足を運んで(明月院など)お部屋で茶菓を頂きながら、ゆっくり散策するのが大好きです♡
暑中お見舞いには少し早いですが、『美しい天の川の季節ですね♡』などの文面や『短冊や七夕の絵』などがついたお手紙をお友達や親しい人に送ると素敵な思い出になりますね(*^▽^)/★*☆♪
7月の節入りは七夕祭りと重なる事が多いです。陽と陽が重なる五節句にあたり、ガラリと運の流れが変わる。そんな7月の入り口です。
五節句(ごせっく)の意味とは?
五節句の『節』とは、季節の変わり目を表しています。
五節句はもともと中国の伝統風習で、奈良時代(710~794)に日本へと伝わりました。《太陰太陽暦》で季節を二十四に分けた『二十四節気』を補うものの一つで、たくさんある季節の節目の中でも特に事象が激しい節目を『五節句』と呼んでいます。
昔から奇数は縁起が良く、偶数は邪気などが寄りやすいとされていました。
そこで陽と陽が重なる五節句(奇数と奇数を足すと偶数になる)の時は、この変わり目の時期を無事に過ごせるよう各地で無病息災、子孫繫栄を願い、厄を払う行事が行われています。
「五節句」は、奈良時代から宮中行事として行われていましたが、江戸時代に入ると幕府が公的な行事として定めるようになりました。
『節句』という言葉は、この時期に天皇や将軍に捧げる飲食物を『節共(せっく)』と言った事からきているとされています。
当初は大名や武家・公家の年中行事でしたが、しだいに一般庶民にまで広まりました。
それが当時の農作業の節目で行なわれていた風習と合わさり、現代のスタイルになったのです❣
※【 五節句ごせっく】は次の五つです※
★ 1月7日=人日(じんじつ)
七草粥で無病息災を祈ります。(せり、ナズナ、ゴギョウ、はこべら、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)の入った七草粥を食べて《無病息災》を願います。
★3月3日=上巳(じょうし)
桃の節句で女の子の成長を願います。雛人形を飾り、菱餅や桃の花を添えます♡ ちらし寿司や白酒で華やかに祝い女児を祝福する日です。
★ 5月5日=端午(たんご)
子供の日で男の子の成長を願います。鎧兜や人形を飾り、外には『立身出世』を祈り鯉のぼりを上げます。柏餅をいただき、お風呂に菖蒲を浮かべて邪気を払います。
★7月7日=七夕(しちせき)
短冊に願いを書いて笹に飾ります。日本古来から豊作を祈り、女の子は針仕事などが上手になるように願ったとされています。
★ 9月9日=重陽(ちょうよう)
菊の節句と云われ、各地で菊の鑑賞会が開かれます。『重陽の節句』とも言い、菊酒を頂いたり菊の花を愛でる『菊花展・菊人形展』などが開催されます。『9』は最大の数字のため、重陽の節句が五節句のなかで一番影響力が強いと言われています。
五節句の制度は、明治6年(1873年)に旧暦から新暦へと改暦されたことで廃止になりましたが、年中行事として現在へと引き継がれています。気運の変わり目に厄払いをし、幸せにすごせるよう祈りを捧げると同時に『お祝い』も兼ねた意味深い行事です♡
七夕祭りの由来とラブストーリー
有名な織姫と彦星のラブロマンスである七夕(〃▽〃)ポッ
実は、このお二人は恋人同士ではなくて夫婦だという事をご存知でしょうか?
そもそもこの二人を結びつけた方は、織姫のお父様である『天帝』
織物が上手で、天界の人々に綺麗な布をいつもいつも一生懸命に織っていた織姫。
自慢の娘でしたが、お年頃になっても恋愛もしないで一心に織物に勤しむ娘を不憫に思い、働き者の牛飼である『彦星』をある時見つけ『この人ならば娘を幸せにしてくれる』と見込んで二人を結婚させました♡
さすが、天の神様(天帝)のお眼鏡にかなうだけあって、二人の相性は抜群でした❣
とっても仲睦まじく新婚生活を過ごしていたのですが、あまりに仲が良すぎて織姫は機織りの仕事を、彦星は牛飼の仕事を放り出してしまいます(>_<)
織姫の五色に輝く布を、今か今かと待ちわびてる天界の人々に行き渡らなくなり天界の人々の服はボロボロに、一方の彦星もお世話をさぼった為、牛たちはやせ細ってしまいました。。
ついに織姫のお父様である《天帝》の怒りが爆発してしまいます❣❣
起こった天帝は天の川を挟んで西に織姫を、東に彦星というふうに引き離し、姿を見ることが出来なくしてしまったのです(;´д`)
二人は悲しみに暮れ、なおさら働かなくなってしまい状況がさらに悪くなってしまったので、天帝は考えました。そしてこう言いました。
『お前たち…毎日ちゃんと真面目に働くなら、一年に一度だけ逢わせてやる』と。
それが7月7日であり、この日は天帝の命を受けた『カササギ』という美しい鳥が助けに入ります。
この日雨が降ってしまい天の川の水が溢れて渡れない時は(催涙雨といいます)、カササギが群れになって現れ、その大きく美しい翼で橋を作り、愛する二人の再会を手助けすると言われております♡
一年に一度の逢瀬を重ねる二人ですが、いつかお許しが降りて一緒に暮らせる日が来ると良いですね(*‘∀‘)
7月21日蟹座の新月(二回目)
今回の新月は、
7月21日2時33分『かに座♋』で稀な二度目の新月が起きます♥♥♥
6月に『蟹座0度の新月』が起きて、今回は『蟹座28度の新月』となります。
🦀蟹座色の濃いメッセージが満載です❣❣
蟹座28度は今年とても大きな意味合いをもった場所で、宇宙元旦といわれる牡羊座に太陽が入った瞬間のホロスコープのアセンダント(東の地平線)も蟹座28度でした。
アセンダントは『運とチャンスの入り口』なので、この蟹座28度で起こる新月が
今年から来年に向けての大きな変化のカギを握っているといえるのです(´ω`*)✨
蟹座の特徴は 《家庭・ご先祖様・親子・仲間・愛情・絆きずな・自分のルーツ》などに関すること💕
では、蟹座から獅子座へと移り変わる過渡期に起こるこの特殊な新月の意味を解説していきます❣❣
2回目の蟹座新月は【第2ハウス】で起こります。
ここは『所有の部屋』と呼ばれるハウスで『富・収入・所有欲・経済力』などを意味しています。今後のお金に関する事を暗示する部屋ですね。
この第2ハウスの新月の真向かい
【第8ハウス】に土星と冥王星がデンッ❣❣と対立している図式となり、この新月の辺りから生き方の二極化が進んでくるのではないかと感じます。
これは👇
🔶社会的に混沌として、様々な援助はあまり望めない
🔶現状に我慢するか、新天地に飛び出していくのか
🔶レベルアップを促されるタイミング
🔶新しい時代の収入の得方を模索する
などを示唆しています。
殻に閉じこもって守りに入り現状のまま生きていく人と、新たなチャレンジをして自分の本当の居場所を作っていく人とに徐々に分かれていくと思われます。
6月21日の蟹座日食では、【古い物の浄化・変化・革新】を促されていましたね😃
✨『新しい時代は家庭が軸になる』
✨『ワーキングスタイルの変化』
✨『仲間との繋がりが大切な時代』
このようなメッセージでした。
これを決定づけるような動きをするのが今回の二回目の蟹座新月です🌑
💰お金の(収入)の流れをどうやって作っていくのか⁉
それは、新時代の収入の得方というものが、蟹座🦀の特徴を活かしたものであると教えてくれます。
🌟『テレワーク』が主軸の世の中になる
🌟『女性や弱者を助ける仕事』
🌟『好きな事や楽しいこと』が仕事に結びつく
この様に誰かのためになるような視点で動く事や、優しさを軸としたビジネスが伸びていくと思われます。
それと同時に
『自分が本当に大切にしている価値観をみつける事』
『満たされる方向に舵を切ること』
『緊張状態の中踏ん張れるか?』
という魂の底力が必要な時ですね❣❣
この先は当たり前の事が当たり前ではなくなってくる時代に突入していきます。
外部からの声や影響に流されるのではなく、自分の中の古い常識や観念を手放して
自分が大切だと思う価値観を頼りに生きていく人に良い運氣が流れ込んでまいります。
興味のある事やワクワクするするものに、チャレンジして試行錯誤を重ねるのも大切ですね(´▽`*)自分の居場所が整い、具体的に動き出す条件がそろってくる時。
本当の自分の魅力を発揮しながら、社会にも貢献し、収入を得ることが出来る時代へと変容していきます。
流れに乗る乗らないはあなた次第。
一番自分が輝く場所に進んでいきたいですね♥♥♥(´▽`ʃ♡ƪ)🌺✨🌺✨🌺✨♥♥♥
今月の吉日と夏の土用
7月は最大吉日の《天赦日てんしゃび》はありませんが《一粒万倍日いちりゅうまんばいび》が6回巡ってきます\(^o^)/
💮天赦日
・今月はありません
💮一粒万倍日は6回めぐり、
・1日(水)
・2日(木)
・14日(火)
・17日(金)
・26日(日)
・29日(水)
・・・となります💕
💮天赦日の意味は、天(神様)が色々な罪を赦(ゆる)す日とされていて、この日にすべて良き事を始めると《開運・成功》に導かれると言われております。
万(よろず)よしとも言います。 天赦日の開運効果はあらゆる事に発揮されますが、特に《金運に関わる良きこと・入籍、結婚や、財布を新調する、商売の始め》など様々な物事をスタートするに相応しい日なのです💕
💮一粒万倍日の意味は “一粒の籾が万倍に実り稲穂になって返ってくる”と云われる吉日の一つです💕
農家の方ですと種蒔きとか、お金を自ら出すと良い(大きく実り返ってくる)吉日です。もちろん、仕事や新規のことを手掛けるのにも適した日とされ、後々大きく実る(成果が出る)と昔から嬉しい言い伝えがあります✨😍
一方、借金をしたり(ローンを組むなど)する事は『万倍』の力がマイナスに作用して負債が膨らむとも言われているので、ご注意くださいね(@ ̄□ ̄@;)!!
もう一つの特殊期間は【夏の土用】となり、7月19日~8月6日迄の18日間になります。
『土用』は夏の〖土用の丑の日=うなぎを食べる〗というイメージの方が多いと思いますが、土用の期間は年に四回あります。
土用の期間は土のパワーが強く季節の転換点となり不安定な時なので控えた方が良いことがあります。例えば
・土いじり、植え替え
・基礎工事や柱建て、リフォーム工事
・新規の事
・旅行や引っ越しなど
季節の変わり目で体調も不安定になりやすいので、👕衣替えや整理整頓、休息をゆっくりとったり家の大掃除で気の流れを整える事が良いですね😊💕
◆どうしても土用期間に上記の動きをしないといけない場合は『間日』と言って障りが少ない日があるので、この日を使って作業などをすると良いでしょう。
夏の『間日』は
7月23日・24日・28日・8月4日・5日の5日間になります。
✨夏の土用の時は『う』がつく食べ物(うなぎ・梅干しなど)とか黒い食べ物(黒豆・しじみ等)が運気を上げると言われています😃👍
***あとがき***
今年の7月は九州の豪雨で多くの方々が被害を受け、記録的な災害が起きています。
コロナウイルス対策をすると同時に、自然災害への備えをしっかりしましょう。そして、お互いに助け合う優しさが大切になってきますね♥♥♥(´ω`*)
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